午前0時の幻

今までは割りとブリテイッシュロックが多かったのですが、久しぶりに小西さんが麻美さんの声を聞いていたときに、ふと「ソウルよりでやさしく色っぽく歌ttら、どうなるかな?」と思って作ってくれたのがこの曲だそうです。

歌詞を書き上げた当初は主人公の女の子がか弱い印象であったのが、REC中にいろいろ歌っているうちに弱いだけではなく意外としぶとく、浮気な女の子だったりするのかな?思いながら、歌うようになったそうです。

なんとなく、含みがあるので聞く人や気分によって、どんな風にでも取れるのではないでしょうか。オセロのように白が優勢であった局面が突然、黒が優勢になったりして、だましているつもりでいたのが実はだまされていたり、そんな経験を思い出させるような仕上がりとなっています。アルバムのタイトルが象徴するような両極対照的な局面を見せる展開になっているのではないでしょうか。