藤岡麻美さんのCDを聴いて

リストラで周りの人がだんだんいなくなる今日この頃、今の自分が不要と誰かに思われると自分も切り捨てられるのかしら。藤岡麻美さんのCDアルバムに含まれている「夕暮れの金魚」を聴いていると切なくなります。あれだけ上司に言いたいこともいえず、やりたいことも我慢してますます切り下げられる安い給料でも我慢して働いている自分はいったい何なんだろうと考えてしまいます。

自分はもっとできることがあるはずだけど、新しいことにはなかなか挑戦させてもらえないし、現状維持ではジリピンになることが分かっていても何もできない歯がゆさ。この閉塞的な状況を打開するにはどうすればいいのでしょうか。誰か、この状況から連れ出してと祈りたくなるのはこの金魚だけではありません。

自分の能力はこんなものじゃない。しがらみから何もできないでいる自分をこんなはずではないと思い、自分にはもっと広い世界に出て、やれることがあるはず。広い海を泳げるようにのびのびと別世界で新しいことに挑戦してみたい。一度しかない人生、やり残して悔いが残るより、やりたいことをやってそれが結果的に世のため、人のためになれば、それに越したことはありません。万一、思ったほどの成果が期待できそうもないことがあっても何もやらないよりはましでしょう。麻美ちゃん作詞作曲の作品を聴いてこんなことを考えてみました。